ソーシャルネットワーク研究室では、複雑な社会の深い理解に資する実証的/理論的研究、および社会課題の解決に資する基礎技術の開発に「ネットワーク」をキーワードとして、取り組んでいます。
具体的な研究テーマについては、研究紹介のページおよび業績リストもご参照ください。
ネットワーク科学、計算社会科学、ソーシャルネットワーク分析、グラフアルゴリズム
住所:
茨城県つくば市天王台 1-1-1
筑波大学 システム情報系 情報工学域
連絡先:
筑波大学 システム情報系 准教授 津川 翔
Email: s-tugawa [atmark] cs.tsukuba.ac.jp
ソーシャルネットワーク研究室では、企業や研究機関との共同研究を募集しています。グラフ構造を有するデータ、ソーシャルメディアのデータ、人と人とのインタラクションのデータ等の解析や、ネットワークの数理モデル、社会シミュレーションなどのトピックに関して広く相談を受け付けます。どのような連携の形態がよいかは、ケースバイケースですので、以下をお読みの上、ご相談ください。
成果を論文として発表することを前提に、大学と企業で定期的な打合せを実施しながら課題解決を目指す形は「共同研究」として実施可能です。規模感としては、1件1年あたり100万円程度からを目安に、津川に加えて研究室の学生を1人プロジェクトに割当て、研究会/国際会議等での発表を目指します。これまでの経験上、ある程度長期的なスパンで成果を挙げることを目指して、複数年度で実施することを前提としていただけるとうまくいきやすい印象を持っています。契約面での詳細については、本学の産学連携のページもご参照ください。
必ずしも論文を書くことは目的としないが、本研究室からの技術的なアドバイスが必要である場合、「技術相談」、「学術指導」という形でお受けできる可能性があります。津川と技術顧問契約を結んでいただき、定期、不定期な打合せの場で、技術紹介やコンサルティングをさせていただくというのが典型的な形です。単発のクローズドなセミナーを開催するという形も可能です。金額は頻度や時間、内容 (準備に必要な時間) に依存しますが、1時間あたり2、3万円からを目安にお考えください。フォーマルな秘密保持契約が必要なく、お互いにゆるく関係性を維持したいような需要がありましたら、「奨学寄付金」の形で本研究室にご寄付いただくのも歓迎いたします。
現在のところ、論文は書かずに開発を主目的として、その開発を大学側が主導するような形態はお引き受けできない可能性が高いです。